Led Zeppelin / レッド・ツェッペリン

バンド紹介

led zeppelin


レッド・ツェッペリンは音楽をするものなら誰しもが影響されていると断言できるほどの老舗ハードロックバンドである。ディープ・パープル、ブラック・サバスとともに英のハードロック御三家といわれているらしい。

1980年にドラムのボンゾことジョン・ボーナムの急性アルコール中毒死によって解散、しかし20年以上たつ今でも若いミュージシャンに影響を与え続けている偉大なバンドだ。

名前の由来はザ・フーのドラム、キース・ムーンの「お前らは鉛(Lead)の飛行船みたいにすぐダメになっちまうぜ(…文章は適当です)」という言葉からとか。

ところが、鉛の飛行船ツェッペリン号は落ちるどころか昇るところまで昇ってロック界の神になってしまいましたね。

ツェッペリン亡き後もジミー・ペイジは、ディープ・パープルのヴォーカル、デイビッド・カヴァーデイルとのバンド、カヴァーデイル・ペイジでアルバムを発表。94年にもロバート・プラントとペイジ&プラントでアルバムを製作。ツアーで来日もした。

ボンゾは他の多くの現役ドラマーと同様に、俺がこの世で最も尊敬するドラマーの一人である。

ウイスキー1瓶一気飲みしてゲロつまらせて死ぬなんて人間は他にいねぇ。

メンバー

ヴォーカル ギター ベース、キーボード ドラム
ロバート・プラント ジミー・ペイジ ジョン・ポール・ジョーンズ(ジョンジー) ジョン・ボーナム(ボンゾ)

ディスコグラフィー

  • Led Zeppelin(1969)
  • Led Zeppelin II(1969)
  • Led Zeppelin III(1970)
  • Led Zeppelin IV(1971)
  • House Of The Holy [聖なる館](1973)
  • Physical Graffiti(1975)
  • Presence(1976)
  • The Song Remains The Same [永遠の詩〜レッド・ツェッペリン・ライブ!](1976)
  • In Through The Out Door(1979)
  • Coda [最終楽章<コーダ>](1982)
  • BBC Sesions(1997)
  • How The West Was Won [伝説のライヴ](2003)

もっと詳しく知るためのリンク集

管理人のオススメ曲

Good Times Bad Times (Led Zeppelin)

「ウタタ ウタタ」。

ボンゾのドラムを語る上でかかすことのできないリズムがこれ。これはサークルの先輩の表現を借りたものだけど、まさにこの曲は「ウタタ」のオンパレード。三連のアタマ抜きでバスドラを2発。しかもかなり早い。これができなくて…未だに苦労してますよ。


Dazed And Confused (Led Zeppelin)

この曲のベースラインがとても好きで、ベースを練習してみると、最初とかはいいんだけどギターソロのところでめちゃめちゃ指が疲れる運指のところがあって、うーむ!弾けない!っていつもなります。ライブとか聴いてると、この部分もっと早く弾いててしかもソロが長い!長い!ジョンジーやっぱすげぇと初めて思ったのはこのときでした。


Heartbreaker (Led Zeppelin II)

リフ作りの達人ジミー・ペイジだが、この曲のリフはその中でもさらに有名な部類に入ると思う。曲の盛り上がりもすごく好きでギターソロは全部口で言えるほど何度も聴いた曲である。ライブでも何回かやったなぁ。


Moby Dick (Led Zeppelin II)

俺もドラマーの端くれなら、この曲を紹介しないわけにはいかないでしょう!これはある意味、ボンゾのボンゾによるボンゾのための曲である。

なぜかはすぐわかる。だって始まって1分たったら、ドラムソロ。しかも素手で!タムをミュートとかしながらひたすらソロ。1分半くらいたったらやっとスティック持って、またソロ。そしてまた最後にリフがちょこっとあって、、、、、終わり。素晴らしい。


Immigrant Song (Led Zeppelin III)

この曲を語らずにZEP.を語れないというほど有名な一曲。邦題「移民の詩」。

ほんとロバート・プラントは声が高い。この声の高さは女性並みだし、声が高くなっても声の勢いが衰えないし、こんなボーカリストはほんと、そんじょそこらにいない。


Black Dog (Led Zeppelin IV)

この曲、最初からどういうタイミングでやっているのか全然わからない。ライブではちゃんと拍数通りにやってたりするけど、原曲はどう考えても毎回拍数の違うところで入ってる。

でもよく聴いてみたら、キメのリフに入る直前にスティック同士をカチッと言わせる音が入っているんですよ!メンバーはこれでタイミングを合わせていたんですねぇ。気づいたときはびっくりしたもんだ。


Rock & Roll (Led Zeppelin IV)

まさにロックンロール!という曲。最近のロックはロックしててもロールしてねぇんだよ!なんて誰かが言ってたけど、この曲は間違いなくロールしてる。明確な意味はわかんないけどさ。

この曲は有名なところだとHeartとかもカヴァーしてるし、結構有名な曲。俺も高校時代から何度かライブでやったりした。イントロのドラムフレーズがかっこいいんだよなぁ!でも俺はその通りにやったつもりでも、他のメンバーがピッタリ曲に入れないんだよね。。。あれは困った。


Stairway To Heaven (Led Zeppelin IV)

これこそレッド・ツェッペリン最大の代表曲。だと思う。邦題「天国への階段」

ギタリストならある程度慣れてきた頃にこのフレーズを練習してみたくなるはずだ。でも俺はギタリストじゃないから、いきなりこの曲を練習してみて見事に挫折した。仕方ないからライブではリコーダーのパートやりました。もちろん途中からはドラムね!このドラム、すっごいシンプルにタムを回して入ってくるけど、これが難しい!ボンゾのような重量感が自分にはだせないっていうことが、こういうシンプルなフレーズがあるたび痛感する。


The Song Remains The Same (House Of The Holy)

何度も何度も同じリフを繰り返すけど、そのリフがかっこいい!それがツェッペリンのすごさでもあるよな。そしてベースとドラムのノリが抜群にいい。この曲のスピード感ってどこからくるんだろう。ボンゾをこの眼で見てみたかったなぁ。


No Quarter (House Of The Holy)

この曲は俺はZEP.の中でも3本指に入るほど好きな曲である。結成35周年で「early-days」と「latter-days」っていうわけ方でベストを出してるけど、この聖なる館からは「latter-days」の方になってるんだよね。後期ZEP.とでも言えばいいのかも。

後期ZEP.はこのノー・クォーターみたいなすごく印象的、っていうか情緒的っていうか、とりあえず前期ZEP.のバリバリな感じじゃない曲を多く作るようになっていて、俺はそれも、もの凄く好きなんです。

つまりKashmirとかin the eveningとかall my loveとかも同様に好きってこと。


Trampled Under Foot (Physical Graffiti)

フィジカル・グラフィティの中からは文句なくこれ。またしてもリフが素晴らしすぎる。なんでこういうリフを考え出せるのか、疑問はつきませんねぇ。


Achilles Lasy Stand (Presence)

邦題「アキレス最後の戦い」。この曲は長い。アルバムの1曲目からこんな大作が入っているなんて、あたかもプログレのバンドみたいだ。でもその曲は、まさに力強いZEP.の曲そのもの。

結成から何年たっても、ZEP.の音はZEP.でしかない。これが単純なことだけど、一番難しいんだよね。


Bonzo's Montreux (CODA)

CODAはボンゾが死んだ翌年に、1969〜78までの未発表曲を寄せ集めして作られたアルバムだが、その中にあるこの曲をとりあげようと思う。

いったいどういう経緯でこの曲が作られたのかよくわからないが、明らかにドラムを主体とした曲で、ボンゾのドラムが「重い」といわれる意味がよくわかると思う。


(2006.4.8 kota)

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